この前の続き。

引き続き「エロスを描く」ということで。

次第にオリジナルっぽく。でも反キリスト、みたいな雰囲気がまだまだエピゴーネン(パクリ)っぽい。

見上げた構図を使って、オリジナリティを出そうとしましたが、今度は「エロス」がちょっと足りない。出すところは出してるんですけどね。何かでエロスを足さないと。

「ものを食べる」というのは、結構エロティックな行為なんです。papaさんの知り合いは短編映画でひたすら自分が食べる口元を写して、大変エロティックな作品を作ってました。それで自堕落にものを食べるシーンを。エロくなったかな?

もう少し続きます。今度はファンタジー風味で。「剣とか銃は男根の象徴」という人もいますね。

少女を描いてエロスなら、少年を描いてもエロスは出てくるはず、ということで少年を。「同い年の少年と少女なら、少年の方が美しい」と言った人もいます。

もう一枚少年を。しかし、papaさんが感じる「エロス」に近づけようとすると少年というより「半陰陽(アンドロジニー)」っぽくなりますね。それではもう少年ではない。

ここまで行くとちとポルノティック。そうするつもりは無かったんですが。

完全に着衣でエロスを、ということで。ストーリーを彷彿とさせよう、と思ったんですが、背景にエロティックなお話を感じさせると、ポルノっぽいことに。

なんとなく描いてしまうとなんとなくな絵になってしまう。エロスもクソもありませんね。

迷走中。

ということで、一端「エロス」は終わりにしております。注意した点といえば、過激に性器を描かない。しかし露出するところは露出させる。過剰にストーリーを感じさせない。扇情的(情欲を煽る)になりすぎないように、しかし扇情的に。でしょうか。モノクロに限定しているのもそういうことです。
しかし、デジタルモノクロは描いたり消したりが自由なので便利だ!アナログでもデッサンとかは「消して白を描く」というテクニック(というほどでもない)を使いますが、より簡単にできるのはスゴイ便利ですね。
まあ、考えがまとまったら、こういう絵ももっと描いていきたいと思います。でわ。