シンプルノットローファー

今日はなんだかアツイやー。でも確実に夏って終わってるんだよなー。今が晩夏ってヤツなのかなーのpapaです。おこんばんわ。

おんなのこすけっち

セーラー服で真夏のプールに飛び込んだことはありますか? -書評「シンプルノットローファー」- - kobeniの日記で紹介されていたマンガ、シンプルノットローファーを読んでみた。結論は小見出しである。以上。
いやいやいや、短すぎるでしょ、それでわっ!
でも、女性でも無く、ましてや女子高生でもなかったpapaさんにはやはり「ああ、女の子の日常スケッチだな」て感想が一番にくるんですよ。もちろん、お話の大部分は創作なんでしょうけど、絵柄も相まって親近感、既視感を持たせる作りになってます。世間を動かす事件が起こるワケじゃないけど、ボクらの日常あるような自分範囲での「大事件」は起こるし、知り合いの新しい一面を見てより深く仲良くなったりするけど、別に未知の脅威と対面するワケじゃない。ボクらの日常なんてそんなものです。いろんな事が起こるけど、何も起きない。そしてシアワセ。友達の手は暖かいし、ドーナッツは甘くておいしかったり。世間では自殺者の増加が叫ばれてるけど、自分の明日という日に何の不安も無かったりします。そんな愛しい日々。
ここにはそんな日々のスケッチがあります。

渇いた空気

絵柄は現代的な一見ドライに見える絵柄です。ドライってのは割りと自分の描く絵を突き放して見られる、ていうか思い入れの少なく見える、て意味です。高野文子から岡崎京子あたりに連なる絵、て言うか。スレ仲間ではデラベッピンさんが近いかな?papaさんはこういう絵柄に憧れますが、どうも自分を突き放しきれなくてイケマセン。コマ割りも割りと大きくコマを使ってシンプルに淡々と見せる感じ。このあたりも全体に漂うドライな空気感につながるのかも知れません。
最後の駅から校舎を通り抜け、プールに干された制服やクツに至るコマの、ダイナミックな展開は見習いたいです。後、視点が一箇所に留まらず、クルクル展開すること。papaさんのマンガは視点移動が少ないので、イカンなぁ。それから、網点による中間トーンが多用されていて、ベタ面が少ない点。これも現代的作風って言えるだろうかね。軽くドライな雰囲気作りに一役買ってる気がします。
こんな技術的な事読んで楽しいか?www

女の子は走っている。

女の子は元気です。今日も走っています。何に向かってか、どこへ行くのか解らないけれど。いや、解らないふりをして走り抜けて行きます。あなたの明日がどんなものであっても、走る姿は美しいです。お元気で。キープオンランニング。

シンプルノットローファー

シンプルノットローファー